定期借地

2004/05/25

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概要

 
  • 50年間借りられます。
  • 50年後には更地にして返さなければなりません。
  • 5年経つと、いつでも時価で購入することができます。(それまでの賃料は返ってきません)
  • 公団の定期借地は保証料・賃料ともに格安です。
    • 我が家の「平地69坪、林の緩斜面139坪、計208坪」の場合、保証金¥170万、賃料¥2万4千です。(民間のそれと比べてかなり安いと思います。)
    • ちなみに公団側は「林の緩斜面なのでまともな土地ではなく、借り手がいないのでは?」と心配していたそうですが、全面平地の区画はまだ空いたままで、池側の林の緩斜面がどんどん埋まっていっています。
  • 公団の定期借地は建築条件はありません。
    (私の探した限り、民間の定期借地はすべてミサワなどの建築条件付きでした。)
     

メリット

 
  • 何と言っても安くて広いです。
    • 我が家の土地の賃料は月々¥2万4千です。
    • 現在この辺りの相場は¥16万/坪ですから、買うと
      • 平地 ¥16万/坪 × 69坪 = ¥1104万
      • 斜面 ¥8万/坪 × 139坪 = ¥1112万
      • 計 ¥2216万
    • 少なくとも当初については、家賃は¥2216万借りたときの利子以下です。
    • 簡単な計算をしてみます。
      • ¥2216万を3%の利子で25年借りると、利子総額は¥1153万です。
      • ¥2216万を2%の利子で25年借りると、利子総額は¥818万です。
      • 25年間の土地の賃料は、計¥720万です。
    • つまり、土地を買ったと思ってローンの土地代相当分のを貯蓄しておき、その貯蓄で25年後に購入した方がずっと得なわけです。
    • もちろん、土地をキャッシュで買えるほど自己資金がある場合や1%程度の安い利子で借り入れできる場合は、得にはなりません。
  • 見落とされ勝ちですが、土地の税金が不要です。
    • 土地の固定資産税が不要です。(買ったら¥1万/月近くになりますね?)
    • 土地の不動産取得税が不要です。

 

デメリット

 
  • 現時点、物件がかなり少ないです。
    • 場所にこだわるとまず見つかりません。特に公団の定期借地は千葉/埼玉/茨城に集中しています。
    • 私達は夫婦共に実家が関西なので「東京より向こう」に居を構えることには抵抗がありました。
      しかし、年数回の帰省で今までより1時間がんばれば良いだけだと割り切りました。
    • とは言うものの、将来は問題になりそうです。
  • 借地だと銀行ローンの審査が通りにくいです。
    • 銀行ローンの場合、土地担保がないので融資条件が厳しくなります。
    • シティ・バンクの自由設計型住宅ローンは「借地は門前払い」で悔しい思いをしました。
    • 金融公庫は借地でも問題ありません。
    • そもそも、土地代がない分、借り入れが少なくなるはずですが…
  • 今後、地価が上昇すると悔しい思いをします。
    • 土地の含み益を得ることができません。
    • でも、時価はバブル崩壊以降、下がる一方です。出生率も低いままですし。
    • 地価が下がれば、買った人は含み損を抱えることになります。
  • 土地の賃料は変動する可能性があります。
    • 物価情勢に合わせて3年置きに土地の賃料が見直されます。
    • 賃料が上がればデメリットですが、下がればメリットですね。
  • 50年後には返さなければならないです。
    • せっかくのスウェーデンハウスを取り壊し、更地にしなくてはなりません。
    • 50年後は、まず私は死んでいるので問題ないです。
    • 長寿の家計の嫁さんはまだまだ「世に憚っている」可能性が高いです。
    • 50年後に子供達に土地を買って貰いましょう。
  • 「借り物意識」が嫌かもしれません。
    • 借り物でも、50年後に返すまでは自分の自由にできます。
    • そもそも私には「男は自分の家を建てて一人前」といった古風な発想はまったくありませんが…

 

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最終更新日 : 2004/01/31